特定のキーワードにおいて検索エンジンで上位表示されているライバルサイトの被リンク数を、被リンクチェックツールを使用して、ランキング順に調べる方法です。
被リンク(バックリンク)とは、ウェブページやウェブサイトが他のページからリンクを受けているという意味で、「Google(グーグル)」や「Yahoo!(ヤフー)」といった検索エンジンでは、被リンク数が多いページほど優良なページと判断する要素のひとつとなっています。
ただし、単純に被リンク数が多いページが全てのキーワードで上位表示されるわけではなく、被リンクの「量」に加えて「質」も重要です。
被リンクを増やす以前の問題として、ページのコンテンツと検索キーワードがマッチしていることや、コンテンツの内容やボリューム、サイト構成などを見直すことも必要となります。
新しくウェブページやブログの記事を作成する際には、「Google AdWords(グーグル・アドワーズ)」が提供する「グーグルキーワードツール」などを利用して、検索エンジンからのアクセス獲得を狙うキーワードごとの「月間検索ボリューム」などを調査しておきます。
狙ったキーワードで検索エンジンでの上位表示を実現できた場合に、ある程度のアクセスが見込めるキーワードを選択しておかないと、競合するライバルサイトと戦う意味は全くありません。
また、被リンク数が多くコンテンツも充実しているような圧倒的に強いライバルサイトばかりのキーワードでは、対策に時間がかかりますし、対策を施しても上位表示を実現できないということも多くなります。
上位表示サイトチェックツール
無料で使えるSEO/SEMツールのフェレットプラス(FerretPLUS)
無料の会員登録が必須ですが、各種「SEO対策ツール」や「SEM対策ツール」を提供する「FerretPLUS(フェレットプラス)」では、指定したキーワードから「Yahoo!」「Google」「Bing」においてそれぞれ上位に表示されるサイトをチェックする「上位表示サイトチェックツール」を利用することができます。
「上位表示サイトチェックツール」では、指定したキーワードにおいて検索エンジンで上位表示されているウェブサイトの順位が表示され、それぞれのサイトに対して「GooglePR(グーグル・ページランク)」「Y!登録(Yahoo!カテゴリ登録)」などを一括で調査することが可能。
さらに「詳細」をクリックすることで、「SEO総合評価」「キーワード出現率」「被リンク」などを見ることができるようになっていますので、ライバルサイトのSEO対策の状況を詳細にチェックすることができるようになっています。
被リンク数がそれほど多くはなく「SEO総合評価」も高くないようなサイトばかりの検索キーワードの場合、被リンクの獲得やコンテンツの修正などで十分に勝てる可能性がありますので、チャレンジしてみてください。
無料の各種SEOツールを提供するウェブサービス「SEOチェキ!(せおちぇき!)」の「検索上位サイトチェック」でも、指定したキーワードにおいて検索エンジンで上位表示されているサイトの「Googleページランク」と「Yahoo!カテゴリ登録の有無」を一括で調査することができます。
こちらは会員登録などは必要なく、ライバルサイトの「被リンク数」をチェックすることができますので、簡易的に調べたい方などには良いでしょう。
「検索上位サイトチェック」での検索結果に表示されたそれぞれのサイトの横にある「SEOチェキ!」のリンクをクリックすることで、「被リンク数」などを見ることができる「サイトSEOチェック」のページへ推移することができます。