レンタルサーバー「ロリポップ!」に設置したWordPress(ワードプレス)にて、大量のアクセスが発生したためにファイルのパーミッションを「000」へ変更されてしまいましたので、その状況をメモしておきます。
ニュース系の情報を発信しているWordPressブログにて、短時間に大量のアクセスが殺到してしまい、ページ自体の表示がかなり遅いという状態になってしまいました。
数分のうちに「403 Forbidden」となり、さらに「403 Access Denied」というエラーメッセージのみが表示され、全くアクセスできない状態になりました。
アクセス解析によると、その一瞬でのアクセス数は約750、リアルタイム同時アクセス数は約350で、その数倍のアクセスがあったと推測できます。
WordPressでは、アクセスがあるたびに動的にページを生成しているので、大量のアクセスによってサーバーに過剰な負荷がかかってしまっていたわけです。
そのような中、「ロリポップ!」からメールが届きました。
○○○ ○○○ 様
平素はロリポップ!レンタルサーバーをご利用いただきありがとうございます
お客様のご利用の
■アカウントID:××××××××××
/×××××/×××××/×××/×××××/×××/×××××/index.php
にて、大量のアクセスが発生しサーバー上で著しい負荷がかかっておりました。
このため、ファイルのパーミッションを「000」へ変更しております。
何卒、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
WordPressの「index.php」のパーミッションを「000」にしたということは、オーナー権限・グループ権限・他者権限の全てで、読み込み不可・書き込み不可・実行不可という設定にしたということ。
完全にアクセス拒否の状態になってしまいました。
ただし、このアクセス拒否のおかげで、同サーバー上にあるほかのウェブサイトやブログは問題なくアクセスできる状態になりました。
また、アクセス拒否中のWordPressにもログインできるようになり、記事の更新などもできる状態となりました。
新しい記事を投稿するとTwitterに自動でツイートするプラグイン「WordTwit」や、過去記事をランダムにツイートする「Tweet Old Post」も動作するようになりました。
ツイートしたURLにアクセスしてもアクセス拒否されるので意味はありませんが、復旧したときのために記事を更新できるというのは助かりました。
アクセス数が下がれば「ロリポップ!」側でパーミッションを元に戻してくれるだろうと翌日まで待ってみましたが、パーミッションは「000」のまま変わらず。
そこで、FTPソフトで「index.php」のパーミッションを「644」に手動で変更しました。
無事アクセスできる状態になったのですが、勝手に変更して良かったのかは不明です。